
事例:Web制作会社向けサイト運用ツール「ステージ&バックアップ」
クライアントサイトのテスト、承認、公開、バックアップを、ひとつの画面にまとめたサービスです。FTPソフトとメールの往復で回していた公開作業を、プロジェクトごとに進められるようにしました。
背景
お預かりしているサイトが増えるほど、公開の前後で次のような手がかかっていました。
- 上げたファイルが残らない
FTPでの手作業では、どのファイルを上げたか、上げ忘れがないかを担当者の記憶とメモに頼っていました。 - 確認がメールの往復になる
テストページのURLとパスワードを送り、どの版で承認をもらったかがあとから分からなくなります。 - 戻せる控えが古い、またはない
公開してから直したいときに、いつのファイルへ戻せるかが分かりません。

できるようにしたこと
- テストサーバ
プロジェクトごとにボタンひとつで用意します。静的サイト、またはPHPとSQLiteです。見る人はベーシック認証かIPアドレスの許可で、いつも制限します。 - 差分を見てから公開
テストサーバと公開サーバを比べ、追加・更新・削除になるファイルを一覧にしてから送ります。公開の直前に自動でバックアップを取り、取れなければ公開しません。

- クライアントの承認
専用の確認ページから、テストサイトを見て「承認する」「差し戻す」を返事できます。承認のあとにテスト側が変わったら、公開を止めて知らせます。

- バックアップと復元
公開サーバの中身を毎日取り、残したい世代はロックできます。「この時点に戻す」の前にも、今の状態をバックアップします。

公開サーバはそのまま
つなぎ方はSFTP、FTPS、FTPです。公開サーバにプログラムは入れません。読み書きは、接続先に決めたディレクトリの中だけです。ログインはパスワードではなく、パスキー(顔・指紋・端末のPIN)です。
テストサーバは静的サイトとPHP+SQLite向けです。WordPressなど、MySQLなどのデータベースサーバを使うサイトには、いまは対応していません。
